栗本麻雪(くりもとまゆき)はバイトの面接帰り、通りすがりのサラリーマン風の男性から小さなディスクを託される。
韮崎システム開発研究所の所長へ届けてほしいと頼まれて、新宿にあるビルへと向かう。
所長は不審そうにそのディスクを受け取ろうとはしなかった。
代わりにそのディスクをパソコンには絶対挿入しないようにと忠告された。
栗本麻雪は好奇心に駆り立てられて、密かに挿入してみた。
3、2、1とカウントダウンが始まった。
「逃げろ!」
誰かが叫ぶ。
その瞬間閃光が目の前に走って栗本麻雪は倒れ込んだ。
目が覚めた時、自分が砂漠にいる事に気づく。
そばには青年が立っていた。
「大丈夫か?」
どこかで聞いたことのあるような声だった。
でも見たことのない青年だった。
そのディスクのせいで、とんでもない事件に巻き込まれていく。
最後はどんでん返し的な結末です。