作品コメント
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- 酒月柚夜
《中辛レビュー》
ヴァンパイアとして生まれてきた彩世。一世紀もの間自由を求め続けた彼女が出会ったのは、人間である紫音。親交を深めていくにつれ二人は互いに惹かれ始め……?
美しい世界観と切ないジャンルに入る二人の恋物語に惹かれる方は多々いると思います。シリアスな話が好きな方におすすめしたい作品です。
難点についてですが、まず情景描写が少なすぎ、登場人物の動作が把握できません。場面が変わる際も、もっと分かりやすくしてほしかったです。昼休みからいきなり授業にすっ飛んでいるところがあったりして、時の経過が把握できませんでした。登場人物の容姿もまた同様。『美形一族の中でもトップクラス』『息を呑むほど……』と言われても思い浮かびません。
展開が少し早いせいか、登場人物の心情が掴めないままストーリーが進んでいく感じが否めませんでした。それとヴァンパイアという特殊な設定を扱っている以上、それについてもっと説明が欲しいです。設定が生きていなく、作者様だけが理解していて読者側は置いてきぼりなところが多々ありました。
彩世の一人称もバラバラだったので『私』『あたし』『わたし』のどれかに統一して下さい。 - 白昼夢
耽美な世界を描き出そうという筆者様の想いが見えます。
登場人物の描写から得られる華やかな風貌は、読者の想像を彩り鮮やかに助けてくれます
ですがお嬢様設定の彩世さんが、あまりにも庶民に降りてきて、ただのボーッとした少女に見えます
例えばセリフで「へ…?」と言ってみたり授業を『フケる』と表現したり
ヴァンパイアとしての神秘性を常に忘れない方が良いと思います
前半ですが、出来事が昼なのか夜なのかわかりにくいです
彼女らの行動時間を考えて日常の描写を
またセリフが先に立ち、誰の言葉か読み手に後伝えになっている箇所も要検討
そして食事するシーンがたくさんありますが、血液を栄養素とするヴァンパイアが人間と同じ食事を取る理由は?
お茶の香りを好む吸血鬼は多々見ましたが、人間と同じ食事をこれだけ規則的に取るのは始めてです
趣味とか、そこに何か意味があるのなら、理由を書き出すことも新個性になるのではないでしょうか
司さんが彩世さんと紫音さんの交際を認める理由は、まさにヴァンパイアらしくて衝撃的でした
悠久の時間を生きている寂しさと諦めがこちらにも伝わってきましたよ
良い作品です - 倉野咲希
ハマる!!!
すごく面白い!
読み出したら止まらなくなりました!
紫音がすごくカッコイイ♪登場人物の個性もすごくしっかりしていて良いと思います。
わかっているようでわからない未来。
ミステリアスな部分を残しつつも恋を中心に進んでいくストーリー。
続編も読ませていただきました。
更新がんばってください!! - 舞愛
おもしろいっ!!
ヴァンパイアとの恋…
めちゃくちゃ素敵でした!!
基本、ファンタジーとかそういう系は
読まないのですがこの作品は別です!!
物語の展開や、話の構成もおもしろくて
個人的に大好きです\(^o^)/
あと、紫音くんが好きです☆
私のどストライクですね(笑) - 桜井佑美
ヴァンパイア
ヴァンパイアと人間の恋という設定はたまに見かけますが、私はあまり好まず読んだ事がありませんでした。
だけどこの小説は読みやすく、分かりやすい。
紫音がかっこよくてかなり妄想しちゃいました(^^)
ヴァンパイアの話なのでファンタジーっぽいのですが、似た内容で現代っぽくすると好みが分かれずに読まれるかと思いました。実際私もヴァンパイアものは読まなかったので。
ゆっくりと話が進むので、読んでいて少し物足りなさを感じる事もありました。
だけど文章力もあり、ドキドキ感が伝わるいい作品だと思います。
辛口希望との事だったのですが、書き方がすごく上手かったのであまり指摘するとこがありませんでした。
現代版のロミジュリのようなものを読んでみたいですね。
なんて私の勝手な思いですが(..)
これからも頑張って下さい☆