ボクの同級生は、変わり者のボクに構ってくる変わり者だ。
無愛想なボクと居る状況を維持しようとする変わり者。
会話がなくてもいいらしい。
見てもらえなくてもいいらしい。
そんな彼の要求はたったひとつ。
「君と一緒に居たい!」
傍にいる事を指しているのなら返答に困る。
君がいると、君の友達もくっ付いてくるじゃないか。
迷惑じゃないけど困るんだ。
きっと君のような変わり者は何人もいないから。
上手に遊ぶことも出来ないし、話すことだって……え、根拠とかないけど大丈夫?
……螢くん。
君が大丈夫でも、ボクが大丈夫じゃないんだ。
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逆ハー(小学生)/日常/ほのぼの恋愛/低レベルの下ネタ等の表現あり。
2013.08.15~