作品コメント

“生”
ファンタジー小説ならではのテーマ「生」。
舞台設定も入念に組まれていて、
すんなりと物語に入っていけました。

いろいろと考えさせられる作品です。

苦悩を乗り越え
非常に凝った設定で本格的なファンタジーだと思います。
これだけ凝った設定なんで短編じゃなくて他の大陸も交えて続きを読んで見たいです

世界観
とても深いお話です。
登場人物それぞれの苦悩が伝わってきます。
悲しくて切ないけれど、どこか救いがあって。

舞台設定がしっかりしていて、すんなり物語に入っていけました。

本格派。
頁数的にどれ程世界観を確立できるのか
凄い興味があったのですが、がっつりご馳走になりました

しっかり最初から枠組みが決まっていて
安心して読めました

久しぶりにどっしりとしたファンタジーを読ませて頂きました

『生きる』
読ませていただきました。

テーマは『生』。

罪を償うために自らの命を絶つという、一見勇敢で、実はとても卑怯な選択。
それが「償い」になどならないことを、ファンタジーの世界を通して、うまく提示してくれました。

それぞれ別の、苦い思いを抱えた３人が
それを抱えてまで、生き続ける意味はあるのでしょうか。
…その答えは、彼らなら見つけられるはずです。

素敵な発想と、尊敬できる文章力が、現代にも通づるテーマを魅せてくれた作品でした。