「俺を誘っているのか?」「はい、遊園地に」「………」君となら、真っ黒に染まってしまった世界のどこにでも行ける気がした。


光のような色の髪が


闇の中で揺蕩うように揺れていた



彼は吸い込まれるように星空を見上げながら


静かに、涙をこぼした




「泣いているのか?」


「泣いて、ません」


「…なら、これは何だ?」




星のない宇宙を彷徨いながら、君を捜してた



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LAST SACRIFISE