──この出逢いは、失われていた儚い恋の約束を呼び覚ます。動乱の時代、幕末。許婚との祝言の宴から逃げ出してきた少女の前に現れたのは、浅葱色の羽織をはためかせる美しい青年。恩人であるその青年は、壬生浪士組に身を置いており、少女を保護すると言って連行するが…。「本当に、何も憶えていないんだね」その…もっと見る
start:2016/5/28 end:2017/6/13