作品コメント

リアル
風俗をしてまでホストを一途に思う主人公に、つい涙がこぼれました。


描写もすごくリアルなので、すぐに引き込まれてしまいました。

ﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝだからこそ、こんなに引き込まれてしまうと思います。

月ノ灯リ

2010年9月14日

夢、うつつ
辛い現実を紛らわせるための、夢。
夢心地を得るために、辛い現実を選ぶ…

様々な人々、様々な想いが描かれ、
惹き込まれていきます。

描かれる想いが、行動が、
とてもリアルで、
情景が、見えるようで、

時には、過去の自分と重なる想いにぶつかる事もあ
り、

後編が、とても気になります。

止められない
この小説は１０７ページのもので、
文を読むのが遅い私には長いから、
二日に分けて読もう。

そう思っていた。

しかし、いざ読み始めると・・
気付けば、１０７ページになっていた。

読み始めたら、止められない。
この作品はまさにそれだった。

ホストに貢ぐために、自分の体を売るレイナさん。
とても一途なのに・・・。
NO.１にしてあげたいから、貢ぎ続ける、
心のよりどころが欲しいから・・。
私にはこのような強い心を持つことは不可能だと思います。


そして賢くて、少しさめたミズキさん。
恋を拒否している感じに、切なさを感じます。


読むのを止められなくなる程人の心を掴む、素晴らしい作品だと思いました。

続きを楽しみにしていますm(__)m

リアルだから伝わってくる
ホストに貢ぐため風俗の世界に入る女の子、
サークルという独特な大学生の組織活動、

どちらもテレビの特集などでサラリと見た事はありましたが、
この小説を読んでリアルに感じる事が出来ました。

そして感じたのは、

その年代の若者たちは皆、どこか迷いと寂しさを抱えていて、それと向き合う事が怖いから、

楽しく生きる為に、身も心も削っているのではないだろうかという事でした。

彼女たちの今後が気になります。

読むほどに惹きこまれる
すみません。先ほどのレビューを少し訂正します。

自分を犠牲にして男のために生きる女性と

自分を見失うまいと迷いながらも前を向いて生きる女性。


対照的なその二人が出会い、どのように生きていくのか…

とても興味を持って読み進めていくことが出来ました。


ホストにお金を貢ぐというのは、虚しいことと理解できても、それでも割り切れない気持ち。

これを読むまでは到底理解できないと思っていたのですが…

お金を出しても心の拠り所にしたいというレイナの寂しさが、ミズキの強さと賢さに反比例して浮き上がって…
凄く、共感するとともに、胸が苦しくなりました。


短いセンテンスに、心に響いてくるものがあります。
ぽんっぽんっと並べられた一文一文が、目に飛び込んでくるような力強さを持っています。
読んだあとには、色々とじっくりと考えたくなる作品だと思います。

続編を楽しみにしております！！

一途すぎるレイナ
好きなホストの地位を高める為、風俗の世界に入ったレイナ。

レイナとは対照的な性格の、インテリな大学生、ミズキ。

二人がホストクラブへ行くところから物語りが始まります。


夜の世界が分かりやすく描かれ、読み易い。

男として見る事ができない、ホスト・ダイと、レイナと同じホストを取り合うライバル、ミカの存在が気になります。

ペーソスのある作品です。
う～ん、この内容なら、
も、少し、文章に「色気」が、あってもいいな～
との、思いで★四つ。
ユーモラスな文体は「いつも、何書いても」出てくるので、ニヤッとさせられるとこは、多いです＾＾
切なさとないまぜになって「ペーソス」を醸しています。
人柄でしょうか？
おいらは一個も「事実」書いたことがなくて。。。勇気がない。
あう。
それから余計なことですが「人物表」は必要ないな。と思いました。。。
いれるなら、最初が「親切」かも。

リアル
最初のパーティーのシーンが衝撃的でした。

でもその出来事があったからこそ、次にミズキがレイナに再会した時印象に残っていて仲良くなれたのかなって思いました。

レイナのケイ君への気持ち私は客観的で現実的な考えのミズキと一緒で『ホストなんだよ』と思ってしまいました。それでも自分を落としてでも好きな人をNo.1にしたい気持ちも分かるような気もします。

ホストクラブや風俗などの夜の世界やイベントなどのパーティー。ご自分の経験だからかもしれませんが、作った感じもなく、リアルな世界が伝わってきました

レイナとミズキこれからどうなっていくのか今後の展開が気になります。

更新楽しみにしています。

レイナとミズキ
運命も考え方も対照的なレイナとミズキ

共通するのは二十歳と言う年齢。
それからフットワークの軽い大阪弁に囲まれていることだ。
(ミズキ自身はあまり話さないが)


ホストのケイくんに、金をつぎ込むレイナ。
風俗で見知らぬ男に体を任せ、その金でも相手に尽くしたいと言う切ない気持ちは
インテリな大学生、ミズキには理解できない。


しかし二人の運命は、関西の一都市で交錯していくのだ。

ミズキのｼｬﾝﾍﾟﾝﾀﾜｰ見たさの好奇心から。

レイナの人恋しさとミズキの行動力に惹かれていく気持ちから。

これからの物語の進展が、とても楽しみです。

登場人物の会話の中の、洒落たセリフも楽しいです。

テレビ出演のバイトを「座って喋る仕事」とか(笑)

またのご来店…じゃなく更新を心待ちにしております！


理香