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ある親子の、あの日の出来事。震災時、自分も勤め先で避難したクチです。避難経路の確保と点呼は、事態の深刻さとは裏腹に意外なほどスムーズで。いつもテキトーにやっていた避難訓練が、じつはとても役に立つものだと思い知らされた出来事でした。この作品には小学校の避難の様子が、お母さんの目線で生々しく書かれています。震災を経験していない人にぜひ読んで欲しい作品です。
考えさせられた東京でなんとか無事だった私ですが、心のどこかで他人事のように思っていました。今は、そう思っていた自分が恥ずかしく思えます。絶対風化させてはいけない日だと思います。