時は平安、所は京。そこにある姫君が住んでおりました。いくらぶっとんだ姫君であろうと、年頃になれば結婚の二文字が身辺にちらつきます。さて、そのお相手は…?
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時は平安、所は京。
そこにある姫君が住んでおりました。
この姫君、実はかなりぶっ飛んだ姫君なのです。
結婚できるようになった年齢になっても、まだじゃじゃ馬なこの姫君。
ある日、そんな姫君に見かねた父君が縁談を持ってきます。
お相手は、眉目秀麗で才色兼備のそれはもう素敵な殿方でありました。
しかしこの殿方、実はとんでもない方だったのです。
「襲うぞ」
「ちゃっちゃと済ませようぜ」
「ぎゃーぎゃー喚くな」
そんな言葉がぽんぽん殿方の口から出てきます。
さあ姫君はこれからどうするのでしょうか。
平安恋物語の始まり始まり──
なっとうさま、レビューThanx!