そしてぼくらはくりかえす。初めから、何度も、何度も。
人は、それを愚かだと嘲笑うだろうか?
流れ星に願いを託したっていーじゃないか。
なかなか出逢えないその星を、
何時間も何年も探し続けることも、
一瞬の頼りない希望にすがることも、
俺はおかしいとは思えないよ。
〝どんなことだって、してみせるよ〟
〝奇跡だって、起こしてみせるから〟
それは願いというよりも、祈りに似ていて。
刹那の感情を、永久への誓いを、何かカタチに残そうとしたんじゃないのかな。
人は、それを愚かだと嘲笑えるのだろうか?