りょう
その先は読者に委ねればいいのでは…?
初めましてから突然のレビュー失礼します。
この作品のようなことは、決して身近で起こってはいけない事なのでしょうが、起こることも稀にはあることなのだと思います。
これだけリアルに、事件の詳細その後の主人公を取り巻く周りの変化を描き、ある意味まだ絶望したままの時点で完結してしまうのは…残酷な事なのかもしれません。
でもその後、1年後3年後10年後、彼女がどうなっていくのかそれは読者様の考え次第なのではないでしょうか?そういう風に考えると、作者様の意図は十分伝わるように思います。
「そんなこと?」「それっぽちのこと」と他人には見えても、当の本人の感じ方はそうとは限りません。
あなたの日常での何気ない一言が、行動が…
相手に一生残るような傷を作っているのかもしれません。
人はどこまでも優しくあると同時に、どこまでも残酷にもなれる…
友達も彼氏ももっとこうしたらいいのにと、単純に浅く読む作品ではないと私は思います。