「2013年7月21日 日本人の選択は正しかったのか?」第1章

作者ウソダジョー・てつや

大学生松村圭佑は参院議員山本太郎氏の無分別な行動に激怒し、同級生の麻里子にメールする。麻里子は平安を与えてくれる友だちだ。

 今年7月、参院選で安倍首相率いる自民党が大勝しました。これは棄権による戦後3番目に低い投票率のおかげです。参院のねじれも解消し、安倍さんの好き放題ができる状況になりました。最近になってようやく国民の中に不安を抱き始めた人たちがいます。秘密保護法案の提出、主食の米の減反政策廃止等々のためです。この小説では日本の未来を背負う大学生を主人公に据え、現代日本の抱える問題点を整理し、その解決の道を探っていきます。