死に逝く君に、なんと声をかければいいのだろうか。死際さえも、彼女は蔑まれる。
燃えるアイツの身体
赤髪が炎でチリヂリになる。
「本当に…馬鹿よね」
炎に包まれ、
燃え逝く我が友に呟く。
"あたしの遺体は火葬してくれ"
何故、こうなったのだろう
何故、微笑を浮かべてたのか
彼女が何故、
地に横たわり、
大空を見上げて逝ったのか。
彼女の行為に、
どんな想いがあったのか。
全てはその死に隠された――
高尚なる君Ⅱ
※誹謗中傷はやめて下さい。
※誤字脱字は大目に見てください。