作品コメント

いっしょに！
一緒に「にゃーん！」としたくなります。

きっと微笑ましいの一言では片付かない素敵な宝石の、キラキラした断面を見ているような気がします。

でもそれはきっと、硬い質感ではなくて、真綿でくるんだやわらかい石なのだと思います。


栗を生で食べるシーンのときに、どんぐりを生で食べたときの思い出が蘇り、舌が痺れました。

たけのこを生で食べたときの思いでもよみがえりました。

暖かくて、感動できて、切なくて、楽しい。色々なとても幸せな要素がふんだんに盛り込まれた小説です。


まるで「ひらがな」のようにやわらかくて、やさしい物語はいろいろな人に読んでもらいたい作品です。


ありがとうございました。

すごいんです！
もうね。すごいです。
何がすごいって読んだ方なら分かると思いますが、ほんとに一つ一つの出来事・気持ちが丁寧で分かりやすく、その光景や主人公の気持ちが伝わってきて感情移入できちゃう。
この隼人編では、ただ一日の出来事のはずなのに、何でこんなにも伝わってくる事が多いんだろうと関心するばかりです。
うりちゃんの可愛さ、主人公の気持ちの変化はもちろんのこと、この隼人編では「秋」が怖いぐらい上手に表現されてて驚きます。

このうりと夏休みに出会ってから、小説に興味を持ち、いろいろ読んでみました。
他の作品もちろんおもしろいし感動はするのですが、こんなにも癒され、そして心にグッとくる作品はありませんでした。
私には☆５つ以外付けるものがありませんよ。

もうすぐ「うり編」が始まるようなので、楽しみでしょうがないです♪
そして次回作もほんとに楽しみにしています。
頑張ってくださぃ！！

ぉぉぉおおお！
ほんとにいい小説！
ほのぼのしてて、かわいくて、たまにせつなくて｡｡｡恋愛や死を扱った小説が多く人気がある(？)中で、こんなにあったかい気持ちでうっすらと涙が浮かんでくる物語に心を奪われました！ぉぉぉおお！とか、じゃじゃじゃじゃ！とか、うりの感嘆の声に毎回ﾆﾔﾆﾔと笑ってしまいました(ﾉ∀`)
３作とも、また読み返したくなる作品です！

まるで記憶を見ているような
ほんとに素晴らしい作品だと、改めて思いました。
秋のなんとも言えない雰囲気や、主人公が感じる感覚。
この作品を読んでいると、それがスッと理解できて、自分の記憶を見ているような不思議な感覚にとらわれました。
本当にケータイ小説にとどめておくのは勿体無い･･･。

そして完結、おめでとうございます。
これからも何度も読ませて頂くと思います。

レビューに一つも批判的なものが無いのも、頷いてしまいました。
素晴らしい時間をありがとうございました。

本当に癒される
　うり夏シリーズ３作目のお話です。相変わらずうりちゃんは可愛いし、雲罫もいい味を出しているしで読んで良かったと思える作品でした。

　今作は大きな出来事というものがありませんでしたが、読んでいると癒されます。栗やサンマなど秋のものを登場させるのも見事で、まるで自分も隼人たちと一緒にいるかのような感覚になりました。五感に訴えてくるリアルな描写が良かったです。

　ラストも、すごく後味が良いです。自分は最近、あのラストの言葉を言っただろうか……と考えさせられてしまいました。そして、不覚にもジーンときてしまいました。本当に良かったです。

穏やかな空間を見つけました♪
たった１日の、何気ない出来事…その中にいて感じることの出来る、ささやかな幸せは、どんなモノにも代える事のできない～人間にとって、１番大切な事なのかなって、感じさせてくれるお話でした。
便利な事が～裕福な事が幸せに繋がる訳じゃなくて…なんて言うか、そこで生まれる誰かとの繋がりこそが、本当の意味での「幸せを見つける鍵」になるんじゃないかなと……勝手な意見ですが、そんな風に感じました。
３部作を通し感じたのは、設定のユニークさもさる事ながら、作者の～作品に対する愛情でした！
登場人物の１人１人を、とても大切に育ててるのですね♪
だからきっと、読んでて暖かい気持ちになれたのでしょう。
とっても素敵なお話です♪