作品コメント

家族愛
クリスマスを題材にした小説を探していてこの作品に辿り着きました。

とても温かい姉妹愛に満ちた内容。

奇を狙わない、現実的なストーリー。

短いお話なので、サラリと読めます。

読み終えたあと、ホッと暖かい気持ちになれる。そんな作品です。

【門】実話なのかフィクションなのか
自称辛口批評家です。
心暖まる話です。
意外に思ったのが書き手の文章が固い事。
こういった話は誰に向けて書かれているのかな、と感じました。まあ、誰でも良いのですが、少なくとも子供向けではないんですよね。表題からするとそんな感覚を持ちました。
あと、表紙にある一文なんですが、フィクションなんでしょ？と思いましたね。だったらそんな事を書かず、思いっきり創作してもっと泣ける話にすべきじゃないかと思いましたよ。どちらも中途半端になっているの印象です、「だってフィクションでしょ」って言えるから。実話なら実話って嘘でも良いから言い切るべき。
こんな印象を持つ私は変でしょうか。

感動
私のサンタさん。その正体を知った時、暖かい感動が胸を包みました。

まさかお姉ちゃんが正体を知っていたとは。知っていただけでなく、その悲しみを少しでも伸ばそうとした妹に対する想いが素敵でした。

短い物語の中に順序よく並べられたコマが綺麗でした。

家族愛が感じられる話ですね。
夢のあるお話だなと思いました。
サンタさんって本当にいると思うんですよね。
そんな幼い頃に抱いていた夢が大人になってからも壊されない素敵で夢のあるお話でした。
家族の愛をすごく感じ取れるお話でした。
最後はご自身がお姉さんのサンタさんになるという終わり方もすごく夢があって良かったです。

子どもの夢を引き継いでゆく
小さい頃誰もが憧れるサンタさん。
手記風に綴られる文章に、幼い頃を思い出しました。


文章がちょっと硬いかな？　と思うけど、最後の一文を読み終わった瞬間、きっとあなたは微笑んでいるはず。

可愛くて、夢のある物語です。