後悔募る過去を振り返りつつも、自ら選んだ今をもがきながらも懸命に生きるオトナの姿というもの、ありなのでは、と思って唐突に書いた作品です。。
夢見る時間は、終わったのに。
まだ胸に巣食うこの想いの残骸が、たまに。
ごくごく、たまに、こうして疼くのだ。
こんな月夜の、美しい夜には――……。