作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- アトム
好きだと言わないことが、証。
明日、涼一との結婚式を控える暁には、忘れられない思いがあった。それは友人・悟への恋心。
◆◇◆
涼一はどうしようもなく嫌なところも許せて認めていける、もう家族のような存在。
悟のことは確実に好きだと言えるけど、彼の本心が分からない危うい関係。
悟に暁を拐ってほしい気持ちもありましたが、実際現実はそうもいかないよなと凄く頷いていました。
相手に自分と同じ、それ以上の気持ちがあるかどうかも分からない。二人が結ばれる保証なんてどこにもなくて、でも傷付けてしまう人だけは確実にいる。
人間だから狡い部分があって当然です*大人ゆえの葛藤。
逃げたり傷付けたりするのは簡単ですから。
悟のためにも暁と涼一には幸せになって欲しいし、いつか暁のためにも悟も幸せになったんだと見せつけて欲しい。
【「好き」と言わないことが、あなたを好きな証になればいい】という文がとても印象に残りました。
複雑な心境を嫌悪感なく読めたのは作者様の文章力が素晴らしいからです!
心揺さぶる素敵な作品をありがとうございました* - 秋
切ない…!
人、というものが
とてもはっきり表された
作品だと思いました。
結局は自分を守りたいだけなのに
それでも愛する人には
幸せになってほしい…
そんな矛盾を抱えた
暁の葛藤が伝わってきて
胸を打たれました(;_;)
悟には幸せになってほしいです!
素晴らしい作品を
ありがとうございました``* - DIAMOND
切ない(;o;)
雫さんの作品、
初めて読んだのですが、
他のも読んでみたいな、と思ったくらい素敵なお話でした!!
暁ちゃんにも
悟くんにも
涼一くんにも
幸せになってほしくて、
でも
悟くん
涼一くん
どっちかは傷つけることになってしまう。
とっても切なかったです!
いいお話ありがとうございました!! - 慧
素晴らしいです!
結婚を控えた花嫁、暁には気になる人がいて…?というストーリーから始まります。
『好きな人がいる時に、好きな人が出来たらあなたはどうしますか?』
そのような事を考えさせられる作品でした。
私もこの主人公が思ったような、気持ちに陥ったことがあります。
結構、皆さんもそういうことがある人もいるんじゃないかな?と思います。
好きなだけではダメで、好きと伝えられないこと。
そして、好きな気持ちはなくせないけれど、違う道を選ぶことは出来るということ。
とても心に残るような素晴らしい小説でした。
優しくて切なく、作者さまの魅力がとても感じられる作品。ぜひオススメです。