やっと過去から吹っ切れた美緒は、確実に前へと進んでいた。芽生えた新しい想い、変わる周り、ついに動き出し――、「そばにいてよ」出会いはきっと、運命だった。
全部受け入れて、
大切にしてくれたのは君。
――私たちは違いすぎて、
とても一緒にはいられない。
そう思うはずなのに、
この想いは止められない。
君がどうしようもなく好きなんだ。