カムパネルラ

『 桜舞い散る希望の道 』
『桜舞い散る希望の道』拝読しました。
 (桜の花弁、落ちましたよ)という一文に先ず心惹かれました。そして二人の出会いがとても美しく、桜が二人を繋いでいて。「麗さんといると毎日が桜の世界だった。」とても素敵だなと思いました。
 白いワンピースの女の子を庇い、亡くなってしまった麗さん。一人のこされてしまった美咲さんの寂しさや悲しさが伝わってきました。忘れなきゃ、未練たらたらなんて情けない、と。自分の気持ちを押さえつけていた美咲さんが、華さんに思いを告げて、勇気を貰って、涙を流して。現状から一歩踏み出し歩き出す姿に、安堵しました。