幸彦

当たり前
当たり前のものなど何もないのが当たり前。
そんな言葉を思い起こさせる。
当たり前を失った男が、それは当たり前ではなかったことに気付く物語。
物語というよりは、寧ろ詩に近いだろうか。
今日から僕も月を見て、自分が満ちているか欠けているか、思いを馳せてみよう。
…あ、曇ってる。