私を救ってくれた人は、狼のような救世主《メシア》。その瞳に映るのは、本当の私の心だった――…。
狼は
我が救世主なり。
「“あぁ、捨てられたんだな”って、
わかったの」
あの日の
孤独、不安、絶望感。
「――…愛音、生まれてきてくれて、
ありがとう」
その言葉に
私の目から涙が溢れた。
8月9日【完結】
作品に関する中傷はお止め下さい。