作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- みち
心の世界
これは、ファンタジー小説だろう
か。
それとも、ロールプレイングゲーム
だろうか。
どちらでもあって、どちらでもな
い。
私には、これは、心の成長を描く人
生劇と思えた。
主要キャラは多数いるけれど、その
それぞれに背景があり魅力がある。
物語の世界観が、それをより明確に
する。
ドキドキする、ワクワクする。
単純に次のページを楽しみにする自
分に気づく。
ページをめくるごとに、自分もゲー
ムの世界の住人になったように感じ
るほど。
そうして、物語を進めていくにつれ
キャラクターたちが心を剥いでいく
度に大切なことを改めて思い知る。
こんなことを書いていると、小難し
いお話かと思われる方もおられるか
もしれないが、そんなことはなく、
すんなりとそう思えるのだ。
それゆえに、これは、ファンタジー
小説のようであり、ロールプレイン
グゲームのようであり、人生劇のよ
うでもあるのだ。感じ方は、それぞ
れ。
この、ワールドオブマインド=心の
世界は、あなたに何を見せてくれる
のだろうか?
とってもお勧めです! - 白昼夢
ムードを重視した、物語の織り成しは美しいです
上巻よりサクサクと読める文章は、登場人物が確かにそこに息づいている証拠でしょう
悪役の行く末も腑におち、散りばめられた問題もキチンと解決して、ストーリーとしては納得の大団円
しかし上下巻に分けてあるにも関わらず、章が変わっただけのような唐突な始まり
上巻から時を隔てて読む読者を考慮に入れ、簡単な前振りは必要ないでしょうか
あと筆者様のキャラ作りが完全すぎて、登場人物のイメージを強引に誘導させる箇所が見受けられます
1P目リリを「穢れを知らない純粋な心性」と言っていますが、人身売買されていた彼女の境遇に読者が抱くイメージは人それぞれ
読み手にキャラのイメージを訴える手段が、行動の描写ならすばらしかったと思います
それからムードを重視するあまりの体言止めの多用は、詩文のようで美しくもありますが、小説として読むと、宙に放り出されたような座りの悪さを感じる事もありました
でも孤独に生きるピセラにも救いが与えられ、ユウたちの未来も輝いていて、すっきり爽やかな読後感は読者を幸福にしてくれます
ストーリーの作り手として、すばらしいと思います - 門田モン
【門】キャラは個性的、メッセージも深いのですが。
自称辛口批評家です。
キャラは非常に個性的でいわゆる立ってます。背景も物語を進めるには十分なんですが……。
二人の主人公がいます。それぞれのの目線で均等に書かれ、成長に伴うメッセージが読み取れます。著者の挑戦かもしれませんが難しいですね。少し欲張り過ぎと感じました。感情移入が分散するからです。
物語的には斬新なんでしょうか……、ゲームの世界(これだけで十分斬新なのかな)という事以外は異世界の冒険物は昔からありますので個人的には真新しさは無かった。
私の読解力が足りないのか、上手く行き過ぎな話の流れと、会話だけで解決してしまうハルの異世界との訣別、薬物を製造していたラスボス(?)の邂逅。冒険物として読むと物足りない気がしました。
また、異世界での謎解きもイマイチ完全解決した気分になれなかった読者もいるかもしれません。
私としてはラストは相応な爽やかさがあり良かったのですが、もっと明確な恋愛感情を二人に望んだ(期待した)読者もいるのでは、と思いました。 - NOEL
温かく、清々しいクライマックス
上巻から引き継いだ、急展開を上手く活かし、スピーディーかつリアルに話が始まり、
あっと言う間に話にのめり込んで行く、物語構成に惚れ惚れしてしまいました。
最終的に、黒幕とは、切なくも温かいエンディングを迎え、
姉妹の再会や、世界の終焉の定義は、感動的かつ衝撃的であり、とても深い感情が込められたワンシーンに感じられました。
人間には必ず"終わり"がやってくる。
それは、現世でもゲーム内でも同じこと。
だから、ゲームみたいにリセットなんて出来ない現世で、幸せを見つけることが、何よりも大切なのだと感じることができました。
まだ、それぞれの道を歩き出した、各キャラの清々しさに、読後の爽快感も味わわせていただきました。
著者さまの今後の執筆活動を応援しています。 - 神水紋奈
現実と非現実。
オンラインゲームをテーマにした斬新な
物語。
ネット社会の在り方を考えさせられる作
品でもありました。
ヴァーチャルという非現実の中で浮き彫
りになる現実。そして人の心。
それに気づいていく登場人物達。
感じること、考えることで強くなれると
いうことを教わりました。
ヴァーチャルのゲームを通して、リアル
に強くなっていく登場人物達を見守るよ
うな気分で、心が温かくなりました。
独創的な世界観に、個性的なキャラク
ター、読み始めたらとまらない、まさに
やり始めたらとまらないゲームのような
作品です。
丁寧な文章で読みやすかったので、ぜひ
皆さんも読んでみてください。 - 伊東ミヤコ
すがすがしい読後感!
オンラインゲームの世界で起きている、悪質なドラッグ製造の本拠地に乗り込んでいく優たち。
後半は、そんなハラハラした場面から幕を開けるのですが、下巻でも、変わらず作者様の世界観が貫かれていました。
悪の根源ともいえる存在の登場人物の悲しみも鳥肌が立つような表現で描かれ、苦悩が感じ取れてしまう。
決して単純ではない、人の気持ち。
が、一貫しているのは、前向きであるということ。
ただ、悪いものを抹殺していくだけでは、何の解決にもならない。
力を合わせて正面から立ち向かっていく姿勢を、登場人物たちが示してくれました。
とはいえ、女の子なのに、男気あふれるヒナの心意気も光っていました。
とにかく、それぞれが人間らしくて、素敵です。
加筆修正後は、視覚的な部分がより整えられ、感動したのはもちろんのこと、ラストのくだりの充実が、ファンにはうれしいところ。
上巻から、ぜひご一読を! - 愛☆菜
おもしろい!
とてもおもしろかったです!
読み始めたら一気にここまで来ました!笑
レビュープレ期間宣伝ありがとうございました。 - もにょ
一気読み!
一気読みしてしまいました!
すごい
読みやすかったです。
ゲームの中の話だけど
リアルで共感できました! - ぱるる
ワールド オブ マインド中毒
物語に足を踏み入れたら最後…抜け出せなくなる位のハマりでした。
まさしくエンドレスに続くオンラインゲームの世界に入った様な描写。読み終わるまで抜け出せませんでした。
上・下巻と長いお話すが決して飽きることなく読み進めていけます!…ってか、止まらない!!
ゲームという世界に見事に融合して、それでいて友情・愛情・倫理感…様々な大切な事が描かれている作品でした。
読み終えた時に得られる達成感と温かい気持ちは半端ないです!
素晴らしい作品をありがとうございました。 - 縢荼
色々と
色々と感じることが出来ると思いました。
例えば友情。作者さんが言っているように強い友情があったと思いました。
現実とあまりにも離れているわけではないので、リアルな感じを味わえました。
人の色々な部分が的確に文章に表されていたと思います。
物語の筋道や伝えたいことがちゃんとしていたので、読み手としたら嬉しい作品だと思いました。
友情、感動、起承転結。
是非読んでもらいたい作品です。 - 猫野 またたび
マジかっけぇぇえぇ~!
読んだの2度目だケド、いいストーリーデスよね!
読んだ人間に何かを気づかせてくれる素敵なメッセージがいっぱい詰まってます♪
優と陽奈の凸凹コンビというかアベコベコンビというか、ゲームからリアルになってからのストーリーも大好きデス(≧▼≦)
もうラストページが近づくのが嫌でしたよぉ。
まだまだ話を読みたいのにぃ!って(笑)
でも別小説に繋がっていったのでそれも凄く面白かったデス(≧▼≦)
あ、それとフリガナをつけているのも新鮮で良かったデス♪
新作も期待してます☆ - Arisa
すらすら読める
上巻からスラスラと読め、独特な世界観が素晴らしいなぁと思いました。
ですが、上巻では全くといっていいほど見られなかった矛盾が
下巻の方で見つかったのが少し残念でした。
わたしが読み落としただけなのかもしれないですけど……。
作者さんの描写力の高さにはとても尊敬します。
ぜひこれからも頑張ってください。 - ぱこ
ワールド オブ マインド -下- を読んで
-上-で仕掛けられた伏線が、落ち着くところに落ち着いて、主人公達はそれぞれの道を歩み始める。ハッピーエンドである。