「す、好きです!」
「ん?バスケが?俺も好きだよ」
その“好き”があたしにむけられたものだったらどんなに嬉しかっただろうか…。
「うん…。あたしも、バスケ大好き…。」
「なんで、そんなにテンション低いの?」
なんでって…あなたが好きだからだよ。
鈍感な爽やかバスケ部の王子様
×
“王子様”に一目惚れした
普通の女の子
×
その恋をお手伝いする
バスケ部の軽そうなアイツ
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こちらは「好きってキモチ」の何年か後のお話です。
お話の中にでてくる、“内城郁芽”と“寺内ひより”の話は「好きってキモチ」です。
「あたしのキモチ」の中に郁芽とひよりがでてきますが、「好きってキモチ」を読んでいない方も読める話になっています。