青い春の1ページ

作者あひる


桜の花びらが舞う中、

真新しい制服に身を包み門出に立つ。



知り合いのいないここがあたしのスタートライン。



新たな一歩を踏み出し、

過去の自分に決別をする。




もう振り返らない。


だって胸の高鳴りを抑えることができないんだもん。




あたしは足早に門をくぐる。