赤の精神/星影とと
無限ループ「世にも奇妙な物語」を目指しただけあり、「奇妙さ」と「一日がループする」という概念が使われた作品。 それであってこの作品では、主人公が家から駅に行くという道程を二回踏み、それもまた似た描写で展開されるので、「複雑」さが加わって作品をより「奇妙」だと印象付ける事を可能にしていると思います。 一度目はさらっと読んでしまいがちですので、二度読む事をお勧め致します。