作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- 博多屋梵司
狂気錯乱リズム。
実に残念だった描写のリズムが早すぎて
光る文章を通りすぎる感がある。
内容はまぁまぁだったが中途半端な狂気錯乱ばかりで先が読めてしまう。
徹底的に三人称で淡々と語れば、その狂気錯乱した主人公達が浮かび上がるのに…
実に残念だった。
せっかくのアイデアも作者自身の描写で潰す、リアリティの無い状態を作ってしまった。あまりにもナルシズムが強すぎ、展開に無理がある。 - まみち
くどい割には
文章がくどい割には各テーマの掘り下げは薄い。
物語も思いついたことをそのまま詰め込んだようで、物欲しげに展開するにも関わらず破綻している。
一つ一つのエピソードにも殆どと言って良いほどに関連性がなく、結局は思わせぶりにしたいだけで、作者の中ですら整合性を保てていないのではないかという疑問だけが残る。
で、結局何が言いたいの?
それが読み終わっての感想でしょうか。 - 黒姫
黒く深い
いつもなら携帯小説を読み始めてもすぐ飽きてしまう私も、一気に最後まで読んでしまいました。
薄っぺらくない。すごく、すごく深い小説でした。人間の孤独、狡さ、汚さ…そういった裏の部分がとてもよく描けている作品だと思います。 - ナカミ
素晴らしいです
素晴らしい心理描写でした。三人の一人一人についての幼年時代からの傷が、大人となっての性格形成にどう影響を与えていくかがリアルに描かれています。想像で描かれたとはとても思えませんでした。
普通こうした作品は、読みにくかったりするんですが、1Pの文字を少なめにして画面効果まで計算しつくして書かれてある印象を受けました。
本当に面白く素晴らしかったです。
あと、保が狂っていく描写が彼サイドの描写が無かった分、心の闇の深い恐さが出ていたと思います。
素晴らしい作品を読ませて頂き、ありがとうございますとお礼をいわさせて貰います!
これからも頑張って下さい。 - ピースケ
すごい!
とにかく文章の構成が素晴らしいです!
感情表現が細やかなのに、とても読みやすい作品でした。
主人公の3人にも共感できる部分がたくさんあって、とてもリアルで…一気に読破してしまうほど、引き込まれました。
でも、最後がちょっとあっさりしていたのでもう少し文章を足してほしいな、と思いました。
(もっと読みたかった、というのがあるからかも知れませんが…) - あゆた
大人向け文学
冒頭から鬱々とした始まりで最後の展開にただ驚愕しました。
人間の欲、狂気、追い詰められる様、狂っていく様がそれぞれ恐ろしくリアルに書かれていて……ゆっくり読むつもりが心理描写に引き込まれて気がつくと最後まで読んでいました。
ハードカバーの小説を読んでいるようでした。
パッヒーエンドかバッドエンドか……読み手によって様々な感じを受ける作品だと思います。 - mayumi
心打たれました
最初から最後まで一気に読んでしまいました。
3人の主人公達に立ちはだかる数々の壁。
すごく切なくてとにかく涙しました。
ストーリーがテンポよく進み、そして急展開の嵐!
まったくの予想外の展開にドキドキします!
だけど途切れることなく感情移入できます。
後半からは急展開に次ぐ急展開でハラハラしちゃいました!
そして結末を迎えた時には感動しました!!
私が思ったのは、同性愛者も私達も一緒なんだって事。
同じように恋をして悩んだり泣いたり笑ったりするんだって思いました。
何も変わりません。
他にもリストカットをする女の人やトラウマをもってる男の人が出てきますが、みんなどこかしら共感できる部分があって泣けました。
考えさせられるお話です。
本気でオススメです!