雛菊、藤歳、鈴蘭、奈月は同じ高校に通う四人組。ある放課後四人はグランドの隣にある林に入り眩い光に包まれて次に眼を開けた時には…幕末時代にいたのだった

 


花のように 何度でも何度でも咲き誇る


魂は枯れないのだから―――……




 

 





そこは 自分達よりも〝過去″の人達が住む場所でした―――




ここに 呼ばれたのはある人の〝願い〟を叶える為

自分達が呼ばれたのにはちゃんと〝理由″があった





己の国を護る者


己の師の復讐をする者


己の大切な人を護る者――…







儚く 淡い記憶…


とまどい 犠牲 忠誠…

そして未来への不安と期待…




戦わなければならないのは〝自分自身〟


さあ 己の願いを叶えるため〝自分自身〟に打ち勝とう――…






動乱の時代に舞い降りた者達は そこで何を〝見て〟何を〝得る〟のか…






――― 君達との出逢いを誇りに思います




     


*この物語は史実とは異なるフィクションです*