いつか来るであろう『その日』を待ちながらも羽月ひよりにとって高校生活一度目の夏が来た。
春高ヤンキーたちは春にひよりを誘拐した雨崎隼人を血眼になって探すも依然として手掛かりは掴めない。
一方、ずっと忘れていた初恋の人物があるときひよりの前に現れる。
その人物との再会以降もひよりと春高のヤンキーたち…

羽月家



羽月 ひより

「……風。なんでこんなところにいるの…?」





羽月 綾斗

【暴走族グループ“天龍”副総長】

【通称:紅い皇帝】

「おい、なんか最近あのチビ様子変じゃねぇか?」





羽月 侑斗

【暴走族グループ“天龍”総長】

【通称:銀の煌光】

「誰だ、お前。……ひよに近づくな!」







極道家




城嶌 匡

【通称:黒烏、黒き騎士】

「俺の信念のために、俺はお前の信念を折る」





佐伯 花

【通称:金色の狼】

「触んじゃねぇよ。俺が一欠片でもあいつを譲るわけねぇだろうが」





清水 郁人

【通称:春高のbrain、天才hacker、青の炎】

「あんたって、本当鈍感だよね。そんなんじゃ、あとで痛い目見るよ」





藤沢 千陽

【通称:春高の天使、俊速の皇子、黄龍】

「なぁなぁ、ひよりは俺のことどう思ってるんだ?」





夜薙 神衣

【通称:白き騎士、白き野獣】

「ひよちゃんは自由に生きて。君が間違ったら俺がそこから救い上げるから」





秋津 愁

【通称:七星、jackpot】

「あいつらを、裏切らねぇでやってくれねーかな?」






なぞの組織





雨崎 隼人(アマサキ ハヤト)

【通称:黒夜叉】

「よぉ、また会ったな、ひより。元気だった?」






城嶌 風(キシマ フウ)

【通称: 死神、堕天使】

「久しぶりだな、ひより。俺のこと覚えてるか?」





運命は運命を呼び、類は類を生み、それは大きな渦となってあたしたちの前に立ち塞がり、巻き込み、のみ込んでいく。





あたしたちはこの運命にどう戦えばいいの?






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