義経は稀代の軍略かであった。彼のすごいところは騎馬隊を騎兵と考えず、集団として考えたところである。一ノ谷で義経は騎馬集団による奇襲を成功させたんです。これは当時では画期的だったんです。
今までの武者の戦では、一騎打ちが通例でだったんですがね、そうせず隊としての行動をとった。奥州藤原での生活が、当時の武士の生活と異なる生活をしたことで、武士の常識と違う発想で考えることができたと私は思います。