天音 紗世

ケータイ小説の在り方
このエッセイに同感の人は
読み手でも書き手でも多いと思いま
す。

まず私が思うのは、
iらんどは「独裁国家」ということ。
ユーザーの声にあまり耳を傾けないと
いうのが私から見たiらんどの印象で
す。

書籍化されたケータイ小説で、
「泣ける!」「感動!」「日本中が涙
した」とか書かれているもので、
実際に自分が読んで感動したものは
ありませんでした。
正直言って、
皆感動ものにそうとう「飢えてる」ん
だなと思いました。
このエッセイの作者さんの仰る通り、
みんなが「感動!」と言えば、
自分も感動した気になるということも
あるでしょうね。
本当に良い作品、質の高い作品は
埋れてしまっていると私も思います。
ランキングで上位に来る作品も
書籍化される作品も似たようなものば
かりで、「またこんなんか」ってうん
ざりします。
質が高くて、書籍で何度でも読み返し
たくなるような作品はもっとあるの
に、もったいないですね。
活字離れが激しくて、
堅い内容が受け入れられにくいから仕
方ないのかな...