なぎ
素敵です
題材は『世界の終焉』。
残された時間の中で、主人公とヒロインが『茜色の夕焼け』を目指すストーリーなのですが、先ずその状況を頭に浮かばせる表現や描写がケタ違いに素晴らしいです。
二人が『茜色の夕焼け』を目指す理由や想いも描かれており、読み手としても、その夕焼けをどうしても二人に見てもらいたい!と感じずにはいられません。
ハラハラドキドキの展開の中に、それでも温かい気持ちを抱かせる、そんな作品です。
ラスト内容も、決して『ありきたり』ではありません。読み終えたあと、すーっと心の中が洗われるような感覚になりました。
ぜひ一度、読んで見てください。
長文失礼致しました。