まさーき

そっと肩を寄せ合い死を迎える。
地球最後の日、人類はパニックに陥った。

少しでも長く生き延びようと地下深くへと潜る人々を尻目に、少年は少女の手を引いて地上を目指す。

ずっと地下都市で育ったその少女に夕日を見せるために。


ひたすらに地上を目指す物語。しかし全く飽きることなく最後までぐいぐい引っ張る吸引力のある名作です。

最期の瞬間のインパクトが強烈でした。