僕の中心は綺麗な貴方… そんな貴方を僕が汚しても良いですか?

作者梅乃櫻 恵利加

あの日から…

あの日から、僕の歯車は動き出したんだ…


『ひゃあ、えらい数やな…』


『え?…』


二人しか居ないようなさっかくになった。今も残る揺れる銀色の透き通った髪…。けれど、赤く染まった貴方は透き通った髪と裏腹にとても残酷で。


それでも綺麗は保っていて…



「ん…?…夢?…」


ふと、窓から現れる貴方。


「なんや、イヅル寝ててん?」


僕の中心は何時も貴方で…



綺麗な貴方を…

汚れた僕の手で…

もっと汚して良いですか?