私の手を握った

作者苅田らむ

何が手に触れているのだろうか。分からない恐怖が、私を襲う。――深夜のそこは深い暗さに満ちていて、どこか、危ない。*シリーズ化しました

何が手に

触れているのだろうか。


分からない恐怖が、

私を襲う。



――深夜のそこは

深い暗さに満ちていて、

どこか、危ない。