作品コメント

月の世界
詩的でとても魅力的な作品です

読み手の想像力が掻き立てられる素敵な文章でした

月の記述はこの物語を際立たせる部分でもあり、個人的にも好きな描写でした

６ページという短いページ数ですが、独特の世界観が詰まっている充実した内容です

【嘘】が彼女を作っていた
「恋なんかしちゃダメよ」

嘘つきな少女は男に言う。

彼女は日毎嘘を彼に聴かせ続ける──。


とても魅惑的でとても好きな世界観です。

たった６Ｐの中でこれだけ雰囲気を作り上げられる作者さん…尊敬です。

何ですか？これは！
ヤバイですね。
たった６ページ。
無駄な描写は省き、それでも伝わるこの感動。
嘘をつき続ける女が最後に放った言葉が……。
脱帽です。

あ、忘れる所でした。
セリフの中の「～。」に、。は、いらなかったように思います。

月あかりの夜に読んでほしい
満月の明るい光の下で、好きな酒（下戸ですが）を片手に読めたら最高な幸せを味わえるような気がします。彼女は何者？彼は？…を一切詮索せずに、理由を探り当てる事も今回は忘れて…(-_-)
この独特な世界に癒しを感じるのも良いかもしれませんよ？（あくまでも私の意見ですが…）