インチキ大予言に惑わされた、私の性欲。
- 最終更新日
- 2007/07/03
- 作品公開日
- 2007/06/11
- ページ数
- 完結 39ページ
- 文字数
- 5,746文字
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作品コメント
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- 豆鉄砲ハトヲ
毒味みなぎるスイーツの特異点 カテゴリとしては恋愛モノ。ただし、いわゆるスイーツとはまるで立ち位置が異なる。甘い感情は薫っているが、主人公は客観的な視点も並行させており、それはどこまでも軽快だ。文体は不必要に湿っぽくならず、頁はするすると進む。 またこの作者の筆の個性は今作にも顕著で、比喩の妙はかなり味わい深い。『森の妖精さん』の辺りなぞ抱腹絶倒である。主題の意味が判明するのがラスト数行など、構成も巧みだ。 執事とか先生とか暴走族とかに、もう大概で食傷気味な貴女へ、熾烈とお薦めします。
- 華月
たまりません この作者の宿題だけは、ずっと読もうと思っていて…、 ずっと読めずにいた。 何故か?って。 自分がこの作品を読み取れるかどうか怖かったからだ。 そして自信を失うのが怖かったからだ。 読んでみて実感した。 これはエロが交じったそんじょそこらの恋愛小説と一緒にしてはいけないよ、と。 分かる。 分からないからこそ、分かる。そんな感じ。 宿題は解けてしまったら、もはや宿題ではないのです。
- キノ
1999年、あなたは? いや~ おもしろかった~ 読んでて、こんなにもテンションだけで押される感じは衝撃でした。おそらく一気に書かないとこれほどの速さは出ないんだろうなと思いました。(ちがってたらすいません) 2回読んで、レビューもすべて読みました。 たしかに、お話としては重要な部分をすっきりとは書いてはいないのですが、しないという状況は、やっぱり、すっきりとしないわけで。 そのなんで? という部分と処女というのをうまく表現した傑作でした! わたしからの宿題は、