豆鉄砲ハトヲ

赤裸々な告白
胸が詰まる。

静かな足音とともに迫り来るその時。ほころんでいく日常。

ただ主人公が嘆くのは、死に逝く地球の理由でもなければヒトの罪深さでもない。

この独白はあるいはエゴなのかもしれない。それは否定できない。それでも彼女の慟哭には揺さ振られる。退路なき現実だからこそ、剥き出しにされた本心。露呈された願い。

苦しく、あまりにも辛すぎる告白。