作品コメント
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- 豆鉄砲ハトヲ
赤裸々な告白
胸が詰まる。
静かな足音とともに迫り来るその時。ほころんでいく日常。
ただ主人公が嘆くのは、死に逝く地球の理由でもなければヒトの罪深さでもない。
この独白はあるいはエゴなのかもしれない。それは否定できない。それでも彼女の慟哭には揺さ振られる。退路なき現実だからこそ、剥き出しにされた本心。露呈された願い。
苦しく、あまりにも辛すぎる告白。 - 茜色すぐる
果て無き比喩的表現。
短編でありながら、「手紙」という一人称でありながら、失われる世界を見事に表現している。
そして何よりも、この大橋という作家は比喩的表現が豊かだ。
時に比喩を比喩し、
時に事実を比喩し、
時に比喩を事実にし、
また、時に事実。
6頁の中に数々の奇跡的な表現が、文章が綴られている。
こんな作家がケータイから文章を発信している事を心から嬉しく思う。
きっと作者本人は俺のこんなレビューより、キリンや梅干しの話をここでしてあげた方が喜ぶのだろうな。 - 万葉
終末的思考
人生の最後が見えてしまった時、あなたならどうしますか?
最後に手紙を書ける。それぐらいの余裕は持ちたいものです。 - キシル
この世界。
この世界は、読んでみないとわからない。
読んでみて、なんとも心地よい余韻が残る作品。
間の使い方と、時折はいる、ドキリとする言葉が、絶妙。 - yuta
をぉ(`∀´)
なんか心に残るよーな感じします(`・ω・´)
すごいなぁ‥
やーぱ思わず空を気にしちゃう
あ。
敬語だったのお気にいり〇 - namata
ふった女からの手紙を、ただただ読んでるような作品。
携帯で読んでいて、これは紙の手紙なのかなというメールなのかなと、
紙と思うけどケータイで読んでるしなぁ~なんて違和感があったり、1通なのか数回に分けているのかも、ぼくがアホなのかよくわかりませんでした。
それは、たいしたもんだいじゃないかもしれませんし、ぼやかすことでなにかしらの効果を狙っているのだとしたら、なんだか的外れですいません。
ふられた男のきもちのわるいセンチメンタルに比べると女の人は強いなといつも思う。この作品もやっぱり、ギリギリで保てていると思う。
今回、外で歩きながら読んでて空を見上げてしまった。
その時点で あっ やられた! とおもいました。
ぼくは、その人にしか書けないだろうなというような言葉を見つけるとうれしくなります。この人は一行は必ず差し込んできます。
なにかを込めたやつを、