有明月~そばにいて~

作者乙子

何もいらない、友も、親も、先生も何もかも、だけど一つ欲しいものがある。貴方を、俺にください。もう何も望まないから。

有明月のように、俺は貴方の幸せになっていく様を





見つめているだけでよかった…はずなのに。






それとは裏腹に…俺は貴方と一緒にいたいと思ってしまった。






貴方の笑顔を見ていきたいと。






でも、あるとき気がついたんだ。






俺が、貴方のことを好きだと言う事は、






貴方にとって、タブーなことだと…。





そうだと分かっていても、貴方のことを好きな奴等に嫉妬してしまう日々。





俺はただ、貴方に




そばにいてほしい



だけなのに…。




この物語は満月の頃~泡沫の恋~に


登場する橋本翔平の視点から見た


物語で、できるだけ満月の頃と同時進行


にする予定です。



このお話はフィクションです。