有明月のように、俺は貴方の幸せになっていく様を
見つめているだけでよかった…はずなのに。
それとは裏腹に…俺は貴方と一緒にいたいと思ってしまった。
貴方の笑顔を見ていきたいと。
でも、あるとき気がついたんだ。
俺が、貴方のことを好きだと言う事は、
貴方にとって、タブーなことだと…。
そうだと分かっていても、貴方のことを好きな奴等に嫉妬してしまう日々。
俺はただ、貴方に
そばにいてほしい
だけなのに…。
この物語は満月の頃~泡沫の恋~に
登場する橋本翔平の視点から見た
物語で、できるだけ満月の頃と同時進行
にする予定です。
このお話はフィクションです。