あなたは、今の日本に誇りを持てますか?―特攻隊員の話―

私は、歩いていた。



果てしなく、何もないただ一本の道を。



その時、ふとどこかから声がした。



―今の日本を覗いてみませんか?―

                        

・・そうだ。私は、あの日、桜のように散ったんだ。            

神風特攻隊として。   

                        

戦後65年を迎えた今の日本。

            

今の日本人にききたい事がある。

 

会いたい人がいる。    

あの日、私が交わした約束とは。


            

『私達の死は、無駄ではなかっただろうか。』

                                    

※これは筆者が体験したある話を元に、書いています。                       群青~知覧より~