動乱の幕末。歴史の闇に葬られた、ひとつの物語。岡田以蔵、新撰組、そして…沖田総司。隠された秘密、少女の想いが交錯する先には…?風車は、廻る。
幼なじみは、人斬りでした。
私も同じく、人斬りでした。
そして…決められた運命に沿って巡り会った彼も、
いたずらのように────、人斬りでした。
生まれ変わっても、どこにいても、
いつか、あなたを見つけます。
────何度でも、
愛す、ために。
廻る、廻る──輪廻の風車。
時を、人を、想いをのせて。
激動の時代を、駆け抜ける───。