薄月 ~壱~ 《更新中》

作者萬屋雪桜

私と君は約束を交わした。
必ず見つけ出し、結ばれるのだと。
けれどそれは残酷な約束でした。
「忘れてしまったの?」
君は泣きながら、微笑むの

ある、冬の日に私と君は




約束を交わしました。  




どこにいても必ず見つけ出し




結ばれるのだと。




それは、優しくて、愚かで、儚い約束。




まだ、無知だった私たちが交わした




残酷な約束でした。



「忘れてしまったの?」



そう言いながら、君は泣きながら微笑むの。





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        ~御影様~