- 最終更新日
- 2004/08/22
- 作品公開日
- 2003/10/18
- ページ数
- 完結 198ページ
- 文字数
- 53,297文字
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作品コメント
2件
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- 鈴
合間のあとがきに本当にイライラする なんのつもりか知りませんが、あの合間に入る上から目線のあとがきらしき独り言、邪魔です。 イライラします 話自体は良かったし、興味深いのであれがなければ最後まで読めました。 読む価値なし
- 小泉秋歩
被験体のネズミは何故鳴くか? 異常な研究のため、脳に特殊な改造を施された2人の少年。 「容易に人を殺せる人間」として処置された、伊織。 「決して人を殺せない人間」として処置された、真澄。 孤児院で育った2人は、実験の対価として研究者・桐生に引き取られ、兄弟として15歳の今日まで生き続けている。 朗らかで誰にも愛される真澄は元気に学校に通っているが、伊織は自らの殺人衝動を恐れて自室に引きこもっている。 伊織には真澄だけが頼りだった、でも真澄は――? 少しずつ歯車がかみ合わなくなって行く2人の前に、第3の弟、赤矢が現れる。 彼もまた「容易に人を殺せる人間」であるというのだが――? ダークなミステリー・サスペンス。 非人間的な実験を受けながらも、必死で「人間らしく」生きようともがく3人の少年の姿を描いています。 ミステリーとしては、赤矢の正体が判明するあたりから格段に面白くなっていきます。 ラストで明かされる真相も衝撃的。最後まで気が抜けません。 個人的な意見を言えば、私は作品の世界観にのめりこんで一気に読むタイプの読者なので、各章ごとに入る後書きが少しうるさかったかな…と感じました。