チコ

純な主人公
現在描かれている142Pまで読みました。

未完ですので、いまのところの私の感想です。

歴史物としてかなりの力作でした。

こういうの好きです。

ですが、カタカナの擬音語が気になりました。

例えば『チラリ』という表現を『一目』などに置き換えて欲しいところです。

同じページで2つの視点があるのも気になりました。

悪友とのやりとり部分はそれほど気になりませんでした。

ですが、重要な部分だと思われる56Pの真ん中あたりで突然妻の視点になっている部分。

ここでは妻は静かに目を閉じていた、とかそういう文で良いかなと思いました。

相思相愛を描くにあたって、相手の視点に変えるのであれば章もしくは節ごとに区切って欲しい。

そのようにして夫婦愛を全面に表現して欲しい。

そうでないと主人公の幼げさに対する兄たち等の微笑ましい言葉や表情が、物語の流れを作り上げているという感じがします。

いつまでも。

長々とごめんなさい。