失踪した父と妹の行方を求めて、青年は村を訪れた。そこは明らかに何かが違う。まさにユメモノガタリの世界だった。
よく来ましたね。
歓迎します。
はい。
どうぞどうぞ。
貴方、外の人ですね。
はい?
そうですか?
ありがとうございます。
夢です。
全部、夢です。
私ですか?
分かりません。
でもきっと。
はい、そうです。
夢物語です。