作品コメント
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- MiHo
読みごたえあり!
まず設定から興味を引かれて読み始めたこの作品。読めば読むほど味が出て、夢中になった末少し時間かかりましたが一気に読んでしまいました^^キャラ一人一人が個性豊かでいくら読み進めても飽きが来ません(笑)シリアスがメインでありながらもコメディ的な場面もいくつかあり、読み易かったです。香月その後の続編とかあったら是非読んでみたいです。
そろそろこういう、恋愛要素だけでなく!…みたいな作品も書籍化して欲しいものですね(´・ω・`)次回作も期待しています!素敵な作品ありがとうございました^^ - あき
よくぞここまで!
●内容について。
主人公が自分の意志や役割を段々と分かってきて動いていくところに「がんばれ!」と声援を送りたくなります。それにつれて物語のテンポも上がってくるので、一気読破ものです。
ただミステリーとするならば、ミステリーに入っていくのが少し遅いことと、真犯人の存在が作中で若干薄い事が気になりました。それだけ周りのみんながすごくいいキャラしてるって事なんですが。個人的に浅尾最高☆
●文章について。
目を閉じると浮かび上がってくる、様々な幻想風景。文章の上手さもさることながら、私が一番惹かれたのは「いかにして美しく描くか」という点です。
言葉の一つ一つや描写の仕方がキャラクターの、世界の美しさを引き出すように練られている。そこが伝わってきて、とても素敵だな、と思いました。
面白いし勉強にもなるいい作品です。 - らくだ
いつかどこかの遠くの街
ここは日本だろうか。アジアのどこかなのか。それともヨーロッパの片隅か。
色彩豊かなとある色街のとある出来事。下級の遊女である香月の、更に過酷な仕事に従事するよう脅される時点から物語は始まります。
様々な思いや図りごとが交錯するこの閉ざされた街のなかで、香月は何をするのか。スピーディに物語は進み、目が離せません。
また、この架空の街の風俗や風習がよく練り込まれてつくられており、色街の雰囲気が匂って来るほどに伝わってきます。
文章もそつなく、すらすらと読める名文です。
巧い小説を読みたい方は是非読んでみてください。