二人で見つめ合うと

たくさんのことが分かってくる

知っていたものでも今

改めて分かるものさ

たたずむ心のそばで

失った時の束を

今重なる影と共に

たぐりよせて生きてみたい


どんな生き方をしても

可能性は無限にあったから

後悔はするはずさ

僕らにはこの生き方しかなかったんだ

だけどあなたと出会った


懐かしい詩を叫んで

冬の思い出を溶かし

裏通りに消えてった

あなたの夢の影が

刻んだ時の重さを

鏡の前で今知った

春の暖かさを求めて

心のそばで叫んだ想いが


呼んでいる


時の束をたぐりよせるために

何度でもあなたと出逢って

「ありがとう」って伝えるよ


失った時の顔を

今振り返って知った

前を見たら時の背中が

輝けるものとして見えた