小さい頃の夢の中 駆け抜けていくだけの思い出

僕が見ていたあなたは 僕とは別のものを見てた

あなたにいつの日にか 渡そうと思っていた

空があまりにも綺麗だから あなたに渡そうと


だけどもう話すことも 触れることもできない

何もわからなくなった あなたの眼から逃れようと

僕は…


あれから色々あったと語る

忙しさはただの風景だから

空虚に響く言葉を吐くぐらいなら

もう自分を飾ることは止めよう


生まれて良かったと本気で言える?

生きてて良かったと本気で言えるの?

横たわるあなたの死を 少しでも望んだ

僕の罪が消える日は来るのだろうか


昨日の路を真っ直ぐ行けば 家路に着くがただがむしゃらに

頑張っていたあの日の僕に 戻れる時が来るだろうか

明日の詩をささやいて泣き 夕立にぬれ立ちすくんでも

二人で見てた未来の夢を 追いかける日に戻れるのだろうか