第三章~人々の暮らし編~

作者百夜

真・ナブラディア軍に占拠されたエッジだったが、人々の暮らしは、以前とあまり変わりは無かった。

だが、真・ナブラディア軍兵士の中には、エッジに住まう人々に対し、威圧的に力を誇示する場面も多々見られていた。

秩序を保つ為とはいえ、度を越える程の監視は、まるで罪人を見る看守の様にも思える程だった。

その反面、兵士達の中には人々と打ち解け合い地域に貢献する者も居る。



真・ナブラディア歴0年8月18日。


エッジに『居住区』を新設。

その居住区を『5つ』に分ける事により、地域に住まう人々と、真・ナブラディア兵士との親密度を上げるのが目的だが、当然秩序を守る役割も果たしている。


居住区は『エリアA~E』で分類され、そのエリアの中心に位置する、『ファイブポイント』に真・ナブラディアの城を築いた。

城の前には平和の象徴を掲げるべく、『広場』を設け、演説台も設置されている。