泳美尾島には古くから伝わる人魚伝説がある。
小学生の時突然できた妹は生まれながらに人魚のような体をしていた。
白浜雫は俺の義理の妹で生まれつき両下肢が癒着していて人魚のような下半身をしている女の子だ
シレノメリア、別名人魚病症候群とも言うらしい所謂先天性の奇形と言うやつで出生10万人に1人程度の稀な症例らしい。
これが雫が泳美尾島の人魚姫と言われている所以である
その伝説を利用して一人の女の子を島を上げて金儲けの道具として扱っている
だから雫の16歳の誕生日までに俺はこの島を出る事に決めた
最愛の妹と共に
しがらみだらけのこの島から